日本では当たり前の事で、寧ろ好意でやってる事が、海外では無礼だったり、凄く相手を侮辱する行為だったりする事があります。今回は、そんな海外での気をつけたい習慣を紹介します。

可愛い子供とあなたは、仲良くなりました。そこはタイ。あなたは何気なく頭を撫でます。……実は、これ、ダメなんです!タイでは、宗教上の理由で頭を触られる事は禁止されています。子供自体は怒ったりしないかもしれませんが、親御さんがこの様子を見た場合、あなたに憤慨するかもしれません。何気なく、やってしまう行為ですが、気をつけておきましょう。

イスラム圏では、女性に声をかけてはいけません。あなたが男性だった場合、イランやパキスタンなど、イスラム教がその国の宗教だった場合、街中にいる女性にこちらから声をかける事はやめましょう。まあ、パキスタンの場合はそもそも街中に女性が出歩いていないので、そんな機会もほとんど無いと思いますが。イランは普通に女性が街を歩いています。ナンパ目的などはもっての他で、そういうつもりが無くても、女性に家族以外の男性が声をかける事は物凄いタブーです。下手をしたら、声をかけた女性が、あなたを警察に突き出すかもしれません。是非、これは気をつけてくださいね。

皆さんは、インドではご飯を食べる時に左手は使わない、と言う話を聞いた事がありませんか?これは、旅とかに詳しくなくても、良く知られている事ですね。インドの宗教、ヒンドゥー教では、左手は不浄のものとして、ご飯などを食べる時に、左手を使う事を禁じています。ですが、実はこれ、そこまで無理して守る必要ありません。あるいは、ビジネス的な場所ではマナーとして守る必要があるかもしれませんが、少なくとも旅の最中では無理に守らなくても大丈夫です。と、言うか。最近のインド人は時々左手を食事の時にひょいっと使ってる人もいますので、だいぶ緩くなってきているのかもしれません。

その他、写真を撮る時は、一言声をかけるのは、日本でも同じマナーがありますよね。これは世界共通ですし、宗教上の理由で写真を撮られるのを嫌がる人もいますので、いきなり人を撮影したりするのは、やめてくださいね。

以上、色々な国の気をつけたいマナーでした。