Month11月 2014

「陸路国境越え」この旅のロマンは本当に格別です!

旅は、とにかく色々な国に行くのが楽しいものです。そして、我々日本人は海に囲まれた島国に住んでいる為に、日本の中にいたら経験出来ない事があります。それが「陸路国境越え」です。確かに飛行機で別の国に行くのはとても楽です。時間もとても短時間で済みますし、その分、時間を有効に使う事が出来るので、時間の限られている旅人は、飛行機を利用するのも悪くないでしょう。

しかし、特に陸路で延々と乗り物を乗り継いで、一つの国から別の国へと行く事は、ある意味で、時間のある人間に許された、とても贅沢な旅のスタイルと言う事も出来るのです。

旅にあまり慣れていなくても、比較的簡単な陸路国境越えを出来るお勧めの旅のプランをここで紹介します。それが「マレー半島縦断列車の旅」です。

バンコクを出発した列車が、ひたすら南に進むと、やがて、マレーシアの国境にたどり着きます。駅の中にイミグレーション(出入国管理審査場)があり、ここで入国審査を受ける事が出来ます。かなり簡単に、入国審査は通る事が出来ると思います。もしかしたら、ちょっと拍子抜けかもしれませんが、陸路で国境を越えた事は、じわじわと喜びに変わる事でしょう。更にそのまま列車に乗っていると、マレーシアの首都、クアラルンプールに到着します。そこから、そのまま列車を乗り継いでシンガポールを目指しても良いですが、ここでは、乗り物を変えてみましょう。マレーシアはバス路線がとても発達しています。バスで、途中の街を見るのも良し、一目散にシンガポールを目指すも良し。とにかく、今度はバスやタクシーでシンガポールに入る事が出来ます。昔はマレーシア・シンガポールを結ぶ橋を徒歩で渡る事が出来ましたが、残念ながら今は徒歩で渡る事は禁止されています。

アジアの色が濃いマレーシアから、超近代的な発展を遂げているシンガポールに国が変わると、二つの国をまたいだ事を実感出来るでしょう。

かなり緩い国境越えのプランでしたが、陸路国境越えを経験するのには、とても良い場所だと思います。

勿論、他のアジアの各国には、そこまでの移動が難しかったりして、冒険色の強い旅になる国境越えもたくさんあります。是非、旅に慣れたらチャレンジしてみてくださいね。

LCCの勧め。海外に出るのにはここまで安くなった!

LCC、ローコストキャリアの略の事ですが。日本にも、最近随分とこのLCCの会社が航空業界に参入してきています。その魅力は、何と言っても値段です。以前は、例えば東南アジアの旅の中心である、タイのバンコクへと行く方法は、成田空港を利用する場合、ビーマンバングラデッシュ航空が最安値を出していて、大体のバックパッカー的な旅人達はこの航空会社を使っていました。それでも、日本で航空券を買う場合は、往復で7万ほどの出費が必要でした。しかし、旅人の中には、片道切符をとりあえず購入して、タイへと入り、ビーマンバングラデッシュ航空の1年間有効の往復オープンチケットを買う人がいました。タイは日本よりもかなり格安で航空チケットを買う事が出来たのです。1年間往復のチケットで3万円ほどの値段だった為、往路をタイから日本、復路を日本からタイと言うそのオープンチケットで、一旦日本に帰った旅人達は、バイトなどをして資金を貯めて、復路のチケットで再び旅を再開する、と言う方法を取る事が出来たのです。

ところが、時代は変わりました。LCCの参入が、アジアに出発する旅人の背中を押してくれます。2014年の8月の時点で、エアアジアと言うLCCの会社が、マレーシアのクアラルンプールの片道料金で8000円と言う驚愕の値段を出しました。これは、キャンペーン料金ですので、色々な制限がありますが、往復でも2万前後でアジアに入る事が可能になってきたのです。タイのバンコクでも、同じ様にキャンペーン料金で往復で3万を切る値段を出しています。

LCCの凄いところは、旅行代理店を通さず、旅人が世界のどこにいても、ネット環境さえあれば、予約する事が出来る事です。クレジットカードさえあれば、決済も全てネットでする事が出来ます。

ほんの数年前と、海外への旅はかなり変わっていると言わざるを得ません。旅人が必要なお金はかなり、低額に抑える事が出来る様になったのです。

そして、このLCCの登場は、旅のスタイルも随分と変えました。LCCを乗り継いで、30万前後で世界一周、なんて事も、そう難しくはなくなっているのです。同時に、飛行機を乗り継いで行く旅のスタイルも凄く自由になりました。先にも書いた通りに、ネット環境さえあれば、LCCはチケットを購入する事が出来ます。一つの目的地にたどり着いたら、次の目的地をそこで決める、と言う本当に自由な旅も可能になったのです。

初めて、海外に出ようと考えている人は、LCCの利用を是非検討してみてください。無理にお金を使う事なく、自由な旅の第一歩を踏み出す事が出来ますよ!

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